沖縄県教職員組合

組合について

組合Q&A

Q1沖縄県教職員組合(沖教組)はどんな組織ですか?
沖縄県教職員組合(沖教組)は、沖縄県で働く公立幼稚園・小学校・中学校の教職員で組織する労働組合です。これまで、教職員の生活改善、労働条件の向上に向けて取り組むとともに、県教委や市教委などと連携・協力し、沖縄県の教育に責任を持つ団体として取り組んでいます。
Q2組合加入のメリットは何ですか?
組合運動は、教職員が共に協力し、よりよくしていくための運動です。また、何か困難な状況になった時、ともに支えあうための組織です。お互いが助け合い、沖縄県の教育をよりよい教育へと発展させるための取り組みに参加できることがメリットであり、またわたしたちの責任であるといえます。
Q3組合運動のこれまでの成果は?
教職員の勤務・労働条件に関して、様々な権利は組合が交渉することで獲得できたものです。さらに、毎年の給与や手当てなども、交渉によって県当局と一緒に決めてきています。労働組合があることで、わたしたちは生活が守られています。
Q4組合に入ったら忙しくなるのでは?
沖教組の活動は「1人の100歩よりも、100人の1歩」を基本としています。組合活動は「出来る時に・出来る人」が基本です。学校には多忙な勤務実態があります。沖教組はこれを改善し、教職員が健康で快適に仕事ができる職場環境づくりに向けた取り組みもすすめています。
Q5組合の存在意義は認めるけど、わたし1人ぐらい入らなくてもいいのでは?
沖教組は、これまで教育的な課題について、日教組または他の労働組合とともに運動をすすめ課題の解決を図ってきました。沖縄県で働く教職員が力を合わせて組合運動を進めていていくことが、わたしたちの力の源です。ひとりでも多くの仲間が一緒になって組合運動をすすめることが大切なのです。

人事異動のとりくみ

人事異動の交渉は、組合にとって最大の労働条件改善のための交渉と位置づけて、組合員のために全力を注ぎます。
2022年度の実績
事前相談の合った329件の相談のうち、316件を解決することが出来ました。
解決・受け入れ率は96%になります。
2023年度の実績
事前相談の合った282件の相談のうち、262件を解決することが出来ました。
解決・受け入れ率は93%になります。

相談までの流れ

  1. 相談者が、各支部へ連絡を入れ相談日程の調整を行う。
  2. 相談者と各支部の専従役員で、面談(聞き取り)を行う。
  3. 聞き取りをもとに、相談者で人事異動調査書を作成する。

※特殊事情や、それに準ずる要望等の記入に関しては、特に相談が必要です。

この続きを読む…

定期大会・中央委員会・中央執行委員会に関すること

定期大会
定期大会は沖縄県教職員組合の最高決議機関であり、年1回中央執行委員長が招集します。定期大会では「運動方針」「事業計画」「予算及び決算」「他団体への加入及び脱退」「組合員の身分に関すること」などが決定されます。
中央委員会
定期大会に次ぐ決議機関であり、年2回以上開かれます。中央委員会では「規定及び各部細則」「追加予算、暫定予算及び構成予算」「他団体との連絡提携」「大会に附議すべき重要事項」「役員の辞任」などが決定されます。
中央執行委員会
中央執行委員会は、定期大会、中央委員会において決議された事項とそれに基づく日常運営に責任をもつ機関です。「決議機関から与えられた事項の執行」「定期大会並びに中央委員会に提出する議案に関すること」「緊急事項の処理」などが決定されます。

先輩からのメッセージ

このメッセージは、2009年度に退職された安里都子(くにこ)先生が退職の際、組合新聞に投稿された記事です。わたしたちの権利や制度は、昔から保障されていたわけではありません。現状を改善するために、先輩方が話し合い、声をあげ、訴えてくれた成果なのです。先輩方は、さまざまな権利や制度を厳しい生活実態の中から勝ち取ってこられました。しかし、実際に権利や制度を享受しているのは、現在を生きる私たちです。『組合活動は、未来への贈り物』と例えられることがあります。学校現場の現状を、少しでも改善し未来の教職員へつないでいくことが、先輩方に感謝を伝える手段だと思います。そのためにも、組合活動を活性化させ、交渉力を高めていく必要があります。組合未加入の皆様、『組合』の意義を理解して頂き、現在と未来をつなぐ活動に共にとりくんでいきましょう!!

ページトップへ