1月21日に第9回三者統一交渉が行われました。給与改定と住居手当について、これまで積み上げてきたのお互いの議論を振り返りながらの交渉となりました。13時30分から始まり22時30分までの9時間にも及ぶ交渉でした。
【給料表の改定】
◎民間給与を下回ったことから、その較差(平均495円)を埋めるために、初任給と若年層(およそ35歳未満)の水準を引き上げる。
◎小中学校で給料表の改定があるのは、教育職で2,684人、全体の32,8%。
【住居手当の改定】
◎家賃額の下限を4,000円引き上げ(12,000円⇒16,000円）、手当額の上限を1,000円引き上げ(27,000円⇒28,000円）
◎人事異動となった職員で、通勤困難な距離(60㎞以上)に異動となったものも含む
◎住居手当改定に伴う手当額が500円を超える減額となる職員に対して、段階的に引き下げる。(3年間の経過措置)
【当初提案】1,000円を超える減額に対して、1,000円⇒2,000円⇒3,000円
【交渉の結果】500円を超える減額に対して、500円⇒1,000円⇒1,500円
　組合の役割は、“交渉を行い、組合員に不利益が被ることのないようにする”ことだと考えています。今回は、難しい交渉ではありましたが、最低限の組合の役割は果たせたかと思います。今後とも、沖教組へのご理解とご支援をよろしくお願いします。